あなたと過ごす、最後の七日間

「あ、でも、そうとも言えないかも。わたしの元に来た官僚の人は、無理矢理連行するような真似はしなかった。もしかしたら、隕石の落下直前にでもなれば強引にでも連れていくのかもしれないけど、いまの段階では様子見という感じだったんだよね」

「政府の内部から、外に情報が漏れていると考えるかもしれないよね。それを予言として使っていると疑っている部分があるのかもしれない」

海斗くんの性格を考えると、そもそも拒否するということもあり得る。

わたしや家族を置いてひとりだけ助かるなんて嫌だと言って逃げ出すかもしれない。

「ということは、もうひとつ上のインパクトがあればいいってことだよね。政府が橘海斗は確実に能力者だから、いますぐ確保せよ、そう命令する状況までもっていく」

「うん」

「二回、やってみたら?」

「二回?」