あれ、でもおかしくない?
わたしはそのとき、ひとつの単純な矛盾に気がついた。
これまでと、どうして流れが変わっているのか、ということ。
ループのなかでの行動というものは、ほとんどの日とが前回をはじめのものを踏襲する。未来を変えられるのはわたししかいない。
碓井さんがわたしたちの前に姿を現したのは、今回がはじめてのことだった。
つまり、前回までのマコは、政府への密告なんかしなかったということ。
わたしの近くにいれば、その影響によって、マコの言動も変わる可能性はある。
でも、わたしとマコの間には、少なくともここ最近は接点と呼べるものはなかった。
「どうかしたの、莉子?」
「ひとつ、疑問があって」
わたしがさきほどの矛盾を口にすると、マコはすぐに理解したらしい。
わたしはそのとき、ひとつの単純な矛盾に気がついた。
これまでと、どうして流れが変わっているのか、ということ。
ループのなかでの行動というものは、ほとんどの日とが前回をはじめのものを踏襲する。未来を変えられるのはわたししかいない。
碓井さんがわたしたちの前に姿を現したのは、今回がはじめてのことだった。
つまり、前回までのマコは、政府への密告なんかしなかったということ。
わたしの近くにいれば、その影響によって、マコの言動も変わる可能性はある。
でも、わたしとマコの間には、少なくともここ最近は接点と呼べるものはなかった。
「どうかしたの、莉子?」
「ひとつ、疑問があって」
わたしがさきほどの矛盾を口にすると、マコはすぐに理解したらしい。
