あなたと過ごす、最後の七日間

気づいてしまった、らしい。

わたしと海斗くんを引き離す方法を。

「莉子を能力者だと告発すれば、あなたは国に連行されて二人は離ればなれに。そうなればわたしは自由に橘くんと会える。莉子が能力者だと知っていた、という過去で距離を詰めることができる。莉子への罪悪感はあまりなかった。わたしは自分に言い聞かせたの。これは莉子を救うためでもあるって」

少し間をおいて「ごめんなさい」とマコは続けた。

「本当はわかっていた。莉子がそんなことを望んでいないって」

不思議なくらい、わたしは怒りを感じてはいなかった。

むしろ、逆かもしれない。

マコの恋心に全然気づいてあげられなかったことに、申し訳なさを感じていた。