あなたと過ごす、最後の七日間

「自分だけが生き残ることは考えてないのね」

「もちろんだよ。これはわたしの罪ほろぼしでもあるし、海斗くんを見殺しにしたら、どのみち生きてなんかいけないから」

「二人だけで逃げようとは思わなかったの?」

「無理だよ。学生だから最初から限界がある。安全な場所に逃げるなら大人の協力が不可欠だけれど、そうすればわたしが能力者だってことも周辺に知られてしまう」

そうなればわたしは国に身柄を拘束されてしまい、海斗くんたちはそのまま死んでしまう。

「わたしは海斗くんを救えれば、それでいい。両親や友達には申し訳ないけど、わたしの願いはそれだけなの」

「そこまでの想いがあるなら、もうわたしはなにも言えないな。わたしも死んじゃうけど、莉子のことは恨まないでおくよ」

やっぱり、マコは昔のまま。何も変わってはいない。

だとすると、さらに疑問は膨れ上がる。