あなたと過ごす、最後の七日間

わたしは中学時代もサッカー部のマネージャーをしていた。

基本的にそんなにやることも多くはなかったので、体調不良を理由に途中で帰ることも難しくはなかった。

一応わざとらしく頭痛がするという演技もしたけれど、そんなことをしなくても早退は許されたと思う。

部活を最初から完全に休まなかったのは、あえて事故を目撃しようと思ったから。

夢で見たものが本当に起きるのかどうかこの目で確かめたかった。

怖いもの見たさというか、ギリギリのところで死の運命を回避するという流れも面白いと思った。

事故が起こったのは交差点で、わたしはそこを少し前に通過した。

具体的な時間というものは、普段の帰宅時間からおおよそ計算することができた。

そこから少し離れた電柱に身を隠すようにして、わたしはそのときを待った。

そして、その時刻に差し掛かろうというとき、わたしは車のほうは見てはいなかった。