突然エミリーが大きな声を出した。
「エミリーどうしたの?」
■
「いやよ、絶対にいや。リリー、修道院へ行かないでっ!修道院へは、例え陛下といえでも男は立ち入ることができない……」
そうね。修道院の男子禁制は徹底している。例え陛下と言えども立ち入ることはできない。まぁこれは過去に陛下が修道院を後宮替わりにやりたい放題したことがあり、そのためご落胤だとか世継ぎ問題だとかてんやわんやになった歴史があるためだ。
「リリーに会えなくなるなんて嫌よっ!考え直してちょうだい」
興奮気味に私の両肩を揺さぶるエミリー。
「落ち着いて、リリー。修道院行きはお父様にもとめられて、今は考えてないのよ」
エミリーが、ほっと安心したように息を吐きだす。
「そう、よかったわ……。ああ、ごめんなさい、私……。リリーにもう会えないのかと思ったら、心臓がこう……ぎゅっとなって……目の前が真っ赤に染まったような感じになってしまって……。はぁ……よかった。どうしようかと……こんな思い初めてよ」
エミリーが私の手を握りしめた。
「会えなくなったら、死んじゃうかもしれないわ……」
エミリーの言葉に、小さく笑う。
「大げさね、エミリー。会えなくなっても……私たちはずっとお友達よ。会えなくなったって……」
「リリー!やだ、泣かないで、悪かったわ、死んじゃうなんて言って、ビックリしたわよね」
私、泣いちゃってるんだ。
エミリーが胸ポケットから飾り気のないハンカチを取り出して私の涙をぬぐう。
「私も……エミリーに会えなくなるのいやだ……。エミリーに会えなくなるなんて……」
ポロポロと涙がとめどなくこぼれおちる。
「リリー、大丈夫よ、私たちはこれからも会えるわ。泣かないで、ね?」
エミリーの言葉に首を横に振る。
「エミリーどうしたの?」
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「いやよ、絶対にいや。リリー、修道院へ行かないでっ!修道院へは、例え陛下といえでも男は立ち入ることができない……」
そうね。修道院の男子禁制は徹底している。例え陛下と言えども立ち入ることはできない。まぁこれは過去に陛下が修道院を後宮替わりにやりたい放題したことがあり、そのためご落胤だとか世継ぎ問題だとかてんやわんやになった歴史があるためだ。
「リリーに会えなくなるなんて嫌よっ!考え直してちょうだい」
興奮気味に私の両肩を揺さぶるエミリー。
「落ち着いて、リリー。修道院行きはお父様にもとめられて、今は考えてないのよ」
エミリーが、ほっと安心したように息を吐きだす。
「そう、よかったわ……。ああ、ごめんなさい、私……。リリーにもう会えないのかと思ったら、心臓がこう……ぎゅっとなって……目の前が真っ赤に染まったような感じになってしまって……。はぁ……よかった。どうしようかと……こんな思い初めてよ」
エミリーが私の手を握りしめた。
「会えなくなったら、死んじゃうかもしれないわ……」
エミリーの言葉に、小さく笑う。
「大げさね、エミリー。会えなくなっても……私たちはずっとお友達よ。会えなくなったって……」
「リリー!やだ、泣かないで、悪かったわ、死んじゃうなんて言って、ビックリしたわよね」
私、泣いちゃってるんだ。
エミリーが胸ポケットから飾り気のないハンカチを取り出して私の涙をぬぐう。
「私も……エミリーに会えなくなるのいやだ……。エミリーに会えなくなるなんて……」
ポロポロと涙がとめどなくこぼれおちる。
「リリー、大丈夫よ、私たちはこれからも会えるわ。泣かないで、ね?」
エミリーの言葉に首を横に振る。

