あなたとならどこまでも

成川君と最寄り駅が近かったため帰宅にはあまり

時間がかからなかった

家に着くとまず

「お父さん、お母さん私ね今日学校に行ったんだ。周りはみんな家族が入学式に参加してたんだけどちょっと羨ましかった、、なんてね…」

私の両親は3年前に亡くなっている

「あらぁ〜、満月帰って来てたのかい?
今日はハンバーグだよ、もうちょっとだから着替えておいで」

両親が無くなってからは祖母に面倒を見てもらっ

ている

ドンドンドン!!!!

「桜花さんよぉ、早く金返せやゴッラァ!!!
てめぇの親が何をしたか忘れようとか思うなよ」

まただ、また始まった

祖母は借金取りに慣れてないため足が震えている

助けなきゃ!!!