《琴音様、何が御用がありますでしょうか?》
「あの.........」
私は春香さんにイウンに行くことを説明した。
《分かりました。でもおひとりではお危ないので、執事がそちらに着いてきいますがよろしいでしょうか?》
し、執事!?
いやいやいや!!!
1人でも行けるけどね!!!
「大丈夫です!!1人で行けます!!」
《それじゃあ私が私服で行くのはおダメでしょうか?》
「え?」
《さすがには優佑様には言っておきますので、ご安心を》
「分かりました.........ならお願いします。」
優佑さんにお礼したかったけど仕方ないね
あいつに"ストーカー"されないか
不安しかないがまぁいっか。
「琴音様おこちらへどうぞ」
春香さんの私服綺麗すぎる
さすがに勘違いされないように私は春香さんにこう言っておく
「春香さん.........外にいる時は敬語は辞めてくれませんか?出来たらお願いします.........」
「琴音様!それは少し出来ません.........」
「じゃあ出来たら琴音って言って欲しいです.........」
「わ、分かりました。でもこのことは秘密ですよ.........!琴音様にタメ口など使われたらクビになりますので.........」
クビ!?たったタメ口使っただけで!?
怖すぎるここの財閥.........
「じゃあ行きましょう!」
私は"はいっ!"と言って
この家から出ていった。