「穂乃が今、1番気にしてるのは俺と本田の関係じゃない?」
うぅ、当たり前だけど、やっぱりバレてる。
「う、ん」
“付き合っている"その一言で、解決して切り替えられると思う。
しばらくは落ち込んでいるとは思うけど、凌への対応は戻る気がする。
だから、これでいいんだ。
凌から直接聞いて、モヤモヤは消える。
「本田から告白されたよ」
知ってる。偶然、聴いちゃったから。
「う、ん」
思わず視線を逸らした。動揺はしちゃう。
「でも、断った」
「……え?」
驚きのあまり、逸らしていた目線を合わせた。
断った……?
でも、梨加ちゃんと凌は、前よりも距離感が近いし気がするのに。
「断った後に、前よりも友達として仲良くなりたいって言われたんだ。ま、俺が塩対応過ぎたのがダメだったんだね。でも、今も対応は変わらないよ」
「そうだったんだ……」
凌ってそんな塩対応なの?
「これで誤解は解けた?」
自分で思っていた事と違ったから、頭が追いつかない。
「そ、う言うことか。ご誤解はとけたよ」
え、何か本当に予想とは違かったから、恥ずかしくなった。
私の早とちりか。
何も聞かないで決めつけてたのが悪かったね。

