「穂乃ちゃん!」
「はいっ!」
「大丈夫?」
「う、ん!」
やばい、ぼーっとしてた。
「早速、1組目の注文が入ったからよろしく!」
「うん」
周りをよく見ると、お客さんが沢山入っていた。
す、すごい、ほぼ満席だ。
私は注文表通りに飲み物を作っていく。ミスもなく順調で、少し嬉しかった。
このまま、何事もなく終わってくれればいいのだけど。こういうのって、トラブルが起きやすいんだよね……。
ちょっと嫌な予感がするけど、やるしかない。
ちなみに、表と裏方は午前と午後で交代になる。でも私はずっと裏方。
裏方の服装は制服にシンプルなエプロンを着ている。これは各自持参。私は紺色のエプロン。
本当はメイド風なエプロンを作る予定だったけど、時間がなくて作れなかったらしい。買うにしても予算オーバーだったみたい。
「穂乃ちゃ〜ん!注文入ったよ〜!」
「うん、了解!」
よし、頑張ろ。

