「ただいま〜!」
「お母さんお帰りなさい!」
ついに、お母さんは出張が終わって帰ってきた。
「2人とも大丈夫だったー?ごめんねー2週間も」
「大丈夫!何とかなったし」
「休まなくて大丈夫ですか?疲れてないですか」
「大丈夫なら良かったー!疲れはないわよー!2人ともありがとね!」
やっぱり、お母さんがいると安心する。
「それでさっ!夏祭りはどうだった!?」
お母さんの目がキラキラしてる。
「え?普通に楽しかったよ」
「違う!何かこう……うわー!!!ってなるような事なかったの!?」
大事な所が擬音語で分からない……。
「花火が綺麗だったかな」
「花火は綺麗に決まってるわよー!お母さんが言いたいのは、青春的な事なかったのって事!」
青春的な事……。
あの時は色んな感情がごちゃごちゃしてた。
でも、最終的にはその理由が分かって……。
今は凌いるし、そもそもお母さんに言えるわけがない。
恥ずかしいわ。
「浴衣かな。お母さん、浴衣ありがとう」
「俺の分までありがとうございました」
「あれくらいいいのよー!お母さんの楽しみだったからー」
楽しみ?

