しばらくして、凌と梨加ちゃんと合流する事ができた。
「ちょっと〜朝陽!離して!」
「もういいだろ。帰るぞ」
「もう少し凌君と一緒にいたい!!」
「梨加!!!」
「っ……分かった。帰る」
びっくりした……。凌が梨加ちゃんに怒鳴った。
「凌、悪いと思ってる。けど、良かったとも思ってる」
朝陽はそう言い残して、梨加ちゃんと帰って行った。
というか半分、朝陽が怒りながら梨加ちゃんを連れて帰った。
「どういう事なんだろ……さっきから朝陽の様子がおかしかったんだよね……」
「……朝陽の気持ちは分かる。ライバルだから」
私が分からない。凌と朝陽はライバルなの?仲が悪いわけじゃないから、何のライバルなんだろうか。
ても、私は分かったことがある。梨加ちゃんは……凌の事が好きなんだ。
ずっと凌にくっついてたし、さっきだって凌と一緒にいたいって言ってた。
あんなに正直に自分の思ったことを言えるなんて、羨ましい。
今は2人だけど、さっき梨加ちゃんには正直に言えなかった。
私も凌と一緒にいたい、2人でお祭りを周りたいって。

