「焼きそば、美味しい」
家で作って食べるのとは違う感じ。祭りの雰囲気とかでこんなにも変わるなんだなぁ。
「たこ焼きも美味しい」
凌はたこ焼きを買ったらしい。
「ほんと?」
「食べる?」
「えっいいの!?」
「はい」
「!?」
えええ!食べさせてくれるの!?!?
こ、これは今の雰囲気に乗るべきだよね??
私は口を開けて、たこ焼きを1つ貰った。
「っおいしい」
「でしょ!」
うああ!こんな、こんなカップルがするようなことをしてしまったっ。
……家でも、似たような事あったけどさ、祭りでこんな事って!!
まって、私も返すべき!?貰ったからにはお返ししないとだよね?
「っりょ、凌も……」
「あれ〜!凌君と穂乃ちゃん!!」
少しだけ勇気を振り絞った時に、聞き覚えのある声が、私達の名前を呼んだ。
ほっとしたような、しなかったような……。複雑な気持ちには間違いない。
「梨加ちゃんと朝陽!?」
2人で来てたんだ。仲良いなぁ。

