藤という人間は、ひどく私に甘い。 でもそれは、私という友人を藤なりに大切にしてくれている何よりの証拠だと思う。 そんな優しい藤が私は心から好きで、大切で仕方がない。 だから私は、藤と藤のくれる時間が、何よりも大好きだ。