愛子の部屋の隣には、一家全員の洗濯物を干せるだけの、広々としたサンルームがある。

これ、便利でいいよな…と前から思っていた。

紅茶を持って戻ってきた愛子は

「もう干せてるかな」

そう言って、洗濯物を取り込む。

僕の横を通りすぎるとき、何かが落ちた。

これは…水着か?

白いビキニの上だろうか。

つい、まじまじと見てしまう。

タグには「G70」と書いてある。

「あっ!」

愛子が慌ててそれをひったくる。