「うわぁ、混んでる。さすがだね」


「そうだね」


「あ、あそこ空いたからふたりとも先座ってていいよ?」


「おう、悪いな。優愛ちゃん行くよ」


「え、あ、うん。みっちゃんありがとう!」


そう言って私と優也君は空いてた席に向かった。


「あ、あの!なんで、私の名前知ってるんですか?」


「あぁ美咲からよく優愛ちゃんの話は聞いててね。俺が会ってみたかったから今日が会ってるみたいな。だめ、だったかな?」


「ううん!全然いいよ!」


「聞いてた通り優しい子だ。ありがとう」


なんか、優しい人だなぁ。
なんか、すごくモテてそう。


すると、


「ゆあーーーーー!手伝ってーーーーー。」


「あ、今行くー!」