きみの瞳に映る空が、永遠に輝きますように

 電子音が鳴り響く部屋で父が私を呼んでいた。

 今にも消えてしまいそうなほどに掠れた星絆の声も聞こえた。

 きっと、これが正真正銘の最期なのだと思う。

 浮遊感を覚えたまま、小さく、ありがとう、と呟く。


 「おーい」

 透真くんに呼ばれて、おーい、と返す。

 「何やっているんだよ」

 「透真くんが早すぎるんだよ」

 そう言ってまた叫ぶ。

 ごめんね、早いけどもう行かなくちゃいけないんだ。

 私の人生を明るく照らしてくれてありがとう。

 心の底から、父や星絆の幸せを願って私はまた歩き出した。

 さようなら、また逢う日まで。