そして、退院の日。












俺は荷物を母さんに預け、あの部屋に向かった。











やっぱりそこには芽衣がいて、












振り返って笑った。










その笑顔をみて、俺は安心したのと同時に



















この子を守りたい。















そう、強く、強く思った。