(続)頼くんを堕とす方法

ボソッとそう言った頼くんに口角が緩む。





海…!!



春先の海なんて初めてかも。





近づけば近づくほど潮の匂いが強くなり、波の音も聞こえてきた。






「わあぁ!綺麗っ…!!」





広い!広すぎるっ!!





そして…気持ち良すぎる〜!!!




最高だよ〜!





「頼くん海好きなの?」



「…山と川よりは海」



「そっか。じゃわたしも今日から山と川よりは海派になる」



「…勝手にすれば」