(続)頼くんを堕とす方法

紬は近くにある喫茶店が気になるようで、そこで勉強をしてくるらしい。






やっと勉強から解放されたのにまた勉強……




紬らしいけど、わたしにとってはあり得ない。





1人なった部屋で頼くんのことを考える。





どこ行ったんだろう?




なにしてるんだろう?





暇さえあれば、わたしの頭は頼くんでいっぱいになる。





その時、ノックの音が鳴り、紬が忘れ物でもしたのかと出てみると…





「っ…頼くん!?どうしたの!?」





そこには黒のキャップを被った頼くんの姿が。