(続)頼くんを堕とす方法

少しくらいいいじゃん…!




口を尖らせ、エレベーターに向かっていると…




「えっ……」





なぜか後ろから抱きしめられる形に。





「頼くん…?」



「莉子にはさせないけど、俺はする」





そう言うと力強く抱きしめられた。




っ……ふふっ。




ま、これはこれで幸せだからいっか!





背中に伝わる頼くんの体温にドキドキしっぱなしだった。



てことは言わないでおこう。