(続)頼くんを堕とす方法

「ちなみに誰たちの部屋?」




紬の質問に目を輝かせるから嫌な予感…





「もちろん右京くんたちの部屋!」



「…だって。どうする?」




と紬の視線が刺さる。





「え?なんで?野々宮さんと右京くん付き合ってるんだよね?なら問題なくない?」





もちろん問題ないよ?




でもそれは、こんな関係になっていなければ…の話し。






今は行きづらい…。





「ごめん。わたしは遠慮しとく」




と丁寧に手まで合わせて見せた。