(続)頼くんを堕とす方法

もう走っても遅刻だし、ゆっくり歩いて行こ。




と足を緩めた時…





「え…?頼くん…?」




小さな交差点の電柱にもたれ掛かる頼くんの姿が。





「…おっそ。待ちくたびれたんだけど」



「な、なんで?」



「……なんとなく?」



「なんとなく…?」



「さっさと行くぞ。莉子のせいで遅刻だわ」





横目で睨むと、足を進める頼くん。




…もしかして一緒に登校してくれようとしてた…?






だとしたら、最近の頼くんは一気に優しさが増したよね?



なんで?