(続)頼くんを堕とす方法

「バカなこと考えずに勉強に励め」




そう言った頼くんの手が頭に触れる。



…なんでだろう?…





そういうちょっとしたことにも今は泣けてきそう。





「…頼くん……好きだよ」



「…ん。知ってる」



「大好きだよ?」



「それも知ってる」





…そっか。




わたしの気持ちはちゃんと伝わってるんだね。





「じゃまた明日」




いつの間にか家の前に着いていて、気づくと頼くんの背中が見えていた。