(続)頼くんを堕とす方法

「莉子ちゃんお待たせ」




見ると、青野くんの隣には彼女さんの姿も。






「青野くん、わたし邪魔じゃない?」




絶対邪魔だよね?





彼女さんに申し訳ないんだけど。





「あの、全然邪魔じゃないですよ」





そう言ってくれたのは彼女さんのほうだった。




それもすごく柔らかい笑顔とともに。





「わたし、佳子って言います。よかったら仲良くしてください」



「あ、莉子です!こちらこそだよ!よろしくね?」