(続)頼くんを堕とす方法

てかこの状況は……?




「………次はないから。その時は覚悟するように」




頼くんはそう言うと優しく頭を撫で、体を起こしてくれた。





…っはぁ〜ビックリした〜!!



ドキドキもした〜!!





と胸を抑える。





そんなわたしの姿を見て、頼くんがクスクスと笑っていたことは知らない。





「これ……渡したくて呼んだ」





と細長い小箱を差し出される。




「え、なにこれ…」



「プレゼント?みたいなやつ」