(続)頼くんを堕とす方法

このタイミングで出てくる?




耳すませてたことバレてないよね??



ま、とりあえず律くんがいることは確認できた。






「浴衣似合ってるね〜!それになんか…莉子ちゃん可愛くなった?」



「え、ほんと?お世辞じゃなくて?」



「うん。お世辞抜きで。さては、頼とラブラブ…?」





律くんは肩を突いて茶化してくる。





「そんなんじゃないよ。それより律くん、お祭り行かなかったの?」



「あ〜うん。勉強してた。実は地方の大学狙っててさ、結構レベル高いから焦ってる」



「そう、なんだ?目指すところがあるってすごいね」





わたしなんて……、___