(続)頼くんを堕とす方法

…断れないもん。






「あ、えっと「無理」




…え?




無理…そう言ったのは頼くん。





「今日誘ったのは俺だから……だから無理」



「っ……頼先輩冷たい」




見ると理乃ちゃんは涙目。






冷たい…よね。




でもごめん…今日はわたしも頼くんと2人がいい。






「行くぞ」




と再び手を繋がれ歩き出す頼くんの背中に口角があがる。