(続)頼くんを堕とす方法

それから数日後の放課後、珍しく青野くんが声をかけてきた。





「莉子ちゃん、」



「青野くん…どうしたの?」



「…たまには一緒に帰らない?」



「え!?青野くんと…?」



「そんなに驚く?てか俺と帰るの嫌?」



「う、ううんっ。嫌とかじゃなくて…ただ驚いただけ」







そんな会話をしながら、自然と青野くんと並んで帰ることに。





でも、青野くんがこんなこと…珍しい。




頼くんになにか言われたのかな。





「俺ね、最近彼女できたんだよね」




と報告?してくれた青野くんは幸せそうな表情をしていた。