(続)頼くんを堕とす方法

勢いよく本を閉じ、体を向けた紬から視線をそらす。






「だってひどいんだもん!いくら彼女だからって、あそこまで言わなくても…」



「はいはい。なに言われたの?」



「…スタイルが悪いからスカート伸ばせとか、理乃ちゃんのようにはなれない…とか?」



「……っぷ!あはははっ!!」



「え、ちょっとなに?笑うところじゃないんだけど」





と言っても、珍しく大口を開けて笑う紬。





…紬までひどい…!



どこがそんなに笑えたの?





「…莉子、大丈夫だよ。別れる必要はない」




笑い終えた紬の声に一応耳を傾ける。