腕に巻く時計”の完成形に、最大限の敬意を

恋愛(ピュア)

supajhrt/著
腕に巻く時計”の完成形に、最大限の敬意を
作品番号
1657532
最終更新
2022/01/11
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
高級腕時計のプレミア化と価格高騰が続く昨今。1つ言えることは、世の腕時計ファンの嗜好が保守派とアヴァンギャルド派で二極化しているということ。特に前者の傾向は顕著で、コロナ禍の影響が残る先行き不透明な時世だからこそ、トレンドうんぬんではなく、変わらない価値や高いステータスを持つ間違いのない1本を買いたい、という気持ちも強くなっているのではないでしょうか?
https://www.rasupakopi.com/
そんな中、『パテック フィリップ』や『ロレックス』『オメガ』といったビッグブランドの定番モデルとともに注目度が“垂直上昇”している1本があるのです。それが、『カルティエ』が1904年に生み出した「サントス」。”腕時計の始祖“とされるこのモデルは、トレンドを超越した、普遍的な価値を持つ腕時計の最たるもの。1世紀を超える歴史を持つ永世定番ウォッチが、今再びまばゆい輝きを放ちます。

「サントス」を世に送り出した『カルティエ』の創業は1847年。創業者のルイ=フランソワ・カルティエ氏がパリで開いたジュエリー工房がルーツとされ、その精緻な細工が施された絢爛豪華なジュエリーはヨーロッパ中の王侯貴族を魅了しました。その声望は高く、英国国王エドワード7世からは“王の宝石商 宝石商の王”と称えられたほど。
https://www.supakopitokei.com/cartierwatch_copy131.html

その後、『カルティエ』はシガレットケースやポーカーセットといった実用品も手掛けるようになりました。しかしあるとき、3代目当主のルイ・カルティエ氏が友人のアルベルト・サントス=デュモン氏からある依頼を受けます。ブラジルの貴族の家に生まれ、発明家や飛行士として知られていた彼のリクエストは、「飛行機を操縦しているときに、操縦桿から手を放さずに時間を確認できる時計が欲しい」というもの。当時は懐中時計が主流で、時間を確認するには懐から時計を取り出す必要があったのです。

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