くすぐったい。でもそれだけじゃなくて、耳の奥というか、脳に響いてくる。
なんか、変な感じがする。
「ふっ……んっ……」
思わず漏れた声に、自分で驚く。
なに、今の声。
すると、いつも起きてくる時間に起きてこないのが気になったのか、母が私の部屋の扉を開く。
そこには、2人に抱きつかれている私(おそらく涙目で顔真っ赤状態の)がいるのを見た母は瞬時に状況を把握して、無理矢理2人の腕やら脚やら解いて私を助けてくれた。
「結衣、大丈夫?」
「全く大丈夫じゃないよ。やばい。耳が幸せ死するところだった。」
これを1週間。とても耐えられる気がしない私だった。
【このときの2人、起きていたとかいないとか】


