幼い頃はよく3人で一緒に寝ていた。
では、なぜ今は一緒に寝ていないのか。
理由は簡単。今現在、3人で1つの布団は無理があるからだ。
「く、苦しい。」
目を覚ますと、私は両側からがっちりホールドされていた。私は抱き枕にでもなったらしい。
右を見ると、天使の寝顔。左を見ると爽やか美形の寝顔。私には天井を見つめることしかできなかった。
「スー…スー…」
今気づいたけど、私の耳に2人の寝息が吹きかけられている。私の両耳はそれを敏感に感じとり、そわそわしてしまう。
ちょっと待って、これ、結構やばい。
危険を感じた私は2人を起こすことにした。
「2人とも起きて!!朝だよ!!」
ここで、想定外の事態が起きる。
2人は寝ぼけているのか、更に私を抱き寄せた。そして耳元に口が近づいたうえで「んー」やら「もうちょっと」などと囁いてくる。
腕やら足やらは解こうとしても解けないから抜け出すことはできない。


