佐々木兄弟は今日も長女を溺愛中!!

私は首をかしげた。

「あぁっ、もうっ、なんでもねぇっ!」

彼はもう靴を履いていて、雰囲気的にこれ以上話すつもりはなさそうだった。彼は昇降口を出て行く。

え?ちょっと?
そこまで言っといてそれはないでしょ!!

私も急いで靴を履いて彼を追いかける。
幸い彼は普通に歩いていたのですぐに追いついた。

「あの、さっきのあれ、どういう意味ですか?」

「チッ、ついてきたのかよ。」

「いや、私いつもこの道通って行くんです。それで?どういう意味なんですか?」

「そのままの意味だよ。」

初めてされた舌打ちも気になったが、今それよりも大事なことがある。

「そのまま?」

「あんたって毎日のように実の兄とイチャイチャしてんだろ?学校の教室でよくそんなことができるよな。マジで信じらんねぇ。本当だったら俺だって。」

「俺だって?」

「っ!なんでもねぇよ!」

彼はそっぽを向いてしまった。
俺だってとはどういう意味だろうか。