おーまいがぁぁぁぁぁぁああ!!!!!
私はズルズルと引きずられ(ているようだった)、気づけば体育館近くの更衣室でプロのような俊敏な手捌きの女子生徒にメイクを施されていた。
メイド服は脱がされ、その代わりにドレスを着せられた私がステージ袖に向かえば、執事服に身を包んだ遼兄と駿がいた。
「「結衣お嬢様。」」
右手を胸に当てて静かにお辞儀する2人。
おっと、これは心臓を鋼の硬さにしなければならなそうだ。
3人であ互いに携帯を取り出して連写していれば、もうすぐですよ〜!と裏方さん声がかかった。
まだまだ枚数は足りないけど、呼ばれてしまえばしょうがない…と携帯を仕舞えば、遼兄の左手と、駿の右手が私の前に差し出される。


