「あ、ああああのっ!なんでしょうか!!」
「あんなの、初めてだった。」
「え?」
「実はさっきね、奏が嫉妬する姿を私に見せてくれたの。口に出して言ってくれたの。それが、凄い嬉しくて……」
私はぽかーんとしてそのまま抱きしめられていたが、ふっと離される。
真琴先輩は静かに涙を流していた。
「今まで、こんなことは一度も無かったわ……。だから、これはあなたのおかげよ。奏があんなに素直になってくれるなんて思わなかった。」
どうやら、私が眠っている間に、奏が覚醒したらしい。
そういえば、奏って最初の頃は兄妹のイチャイチャに反対してたもんなぁ。
それが今は……って事か。
「それは違いますよ。奏が変わろうと努力したんですよ。だって、私達はシスコンブラコン同盟ですから!!!」


