とにかく走って走って走りまくったーーーー
ーーーが、途中で私の足が限界を迎えて、2人を「も、むりぃっ!!」と止めた。
私はゼェゼェハァハァと死ぬ気で息を吸って吐いてを繰り返しているのに、2人はケロッとした顔で、「結衣、大丈夫?」と声をかけてくる。
この…運動神経抜群兄弟め………
と思いながらも、この2人には感謝しかない。
「駿も遼兄もありがとね。」
「あぁいうのは逃げるが勝ちだからな。」
「結衣は優しいから、一瞬付き合っちゃうんじゃないかってヒヤヒヤしたよ。」
「私はそんな優しくないよ。」
あの時の事、許さないって言っちゃったし。
まぁ、あれ以来ちょっとネガティブ期に入ったりしてたからなぁ。周りの目を気にしたりとかして、私なんかが2人と一緒に居ちゃ駄目かもしれないとか考えてた。
今は、そういうの気にしないようにしてるーーーんだけど、それでも、ときどき考えてしまう。


