「こんな可愛い恰好するとか思ってなかった。こんなの誰にも見せたくない。だから俺の上着着ない?」
駿が上着を脱ごうとするのを止める。
兄弟揃ってなんで上着を着せようとするんだ。
「いや、でもこれで宣伝しろって言われてるから。ごめんね、ありがとう。」
駿は「ちぇっ」と言った後、
「なら俺も一緒に回るから。それならいいでしょ?」といつものわんこ顔でおねだりしてくる。
これを断る選択肢なんて、私の中には存在しない。
「いいよ、一緒に行こう!」
「やったぁ!!」
はっと気づいて奏を見ると、OKと頷いてくれた。
よっしゃぁ!!楽しむぞー!!


