「あの……………今、なんて?……………」 さっき階段から落ちた時に頭をぶつけてしまったのかもしれない。 きっと聞き間違いだから次こそちゃんと聞き取ろう。 「俺と付き合って欲しい」 「お伝えになる相手間違えていませんか?……………」 聞き間違じゃなかった。 じゃあ多分相手を間違っているのかな。 ……………まさかあの西園寺先輩にも好きな人がいるなんて………… 思ってもみなかった頼み事に、私の頭の中は完全に話を書き換えて進めてしまう。