「てかどうせ遥翔も自己紹介してないんでしょ?心々桜ちゃん誰だかわかってないんじゃないの?」 「………そう言えばしてなかったな。俺は西園寺遥翔、朔也と同じ一組だ。よろしく」 「はっ……はい!私なんかで良ければ………」 三人から自己紹介をされ私は深々とお辞儀をする。 学校で知らない人はいないこの三人とお話ができるなんてまるで夢みたい……… 学校で誰かとまともに話すのはいつぶりだろう…… こんな私でも普通に接してくれる三人に胸がじんわりと暖かくなるのを感じた。