私はまだ重たい目を瞑ったまま手探りでスマホを探してアラームをとめる。時間は5時半。
それから身支度と朝食作りを6時30分までに終わらせて妹の誇白(コハク)を起こす。
お母さんは4時頃に仕事に行くからもういない。
誇白を起こしたらご飯を一緒に食べて
誇白の幼稚園に行く支度をして一緒に
7時すぎぐらいに家を出る。

誇白を送って学校に着いたら流優が

流「聖!今日、物理のテストだって!」

聖「うそ!ヤバっ!聞いてないよー」

流「俺も...」

瀬川 流優(ハセガワ リョウ)。この人は私の幼馴染み。
そして、私は雪村 聖(ユキムラ ヒジリ)。

流「聖は頭いいからいいだろ!」

聖「流優よりはいいけど、ヤバイ」

流「教えてくれ~」

聖「しょうがないな」

そう、私の好きな人は瀬川 流優。

幼馴染みなんです!

先生「テスト始めるぞ!」

先生「20分間な。スタート」

私は流優に教えたおかげかスラスラ解けた。

テストが終わって

流「聖マジありがと!少し解けた」

聖「少しか、こんなんじゃ大学なんか行けない