寝ていると夜中の3時に目が覚めてしまった。
「ゴホゴホっ」あ、これはやばいかも…

体だるい、喉痛い、頭も痛い。

「1回下に降りて飲み物でも飲もう」

ドアをかけたらけんとくんが「どうしたの?」って聞いてくれて
「体がだるくて…」と言うと優しく「じゃあ下に降りよっか」「うん」

多分昨日はしゃぎ過ぎたからだと思われる。


「とりあえずお水飲んで熱計って安静にしてような」

「うん」

「ありがとう、あと起こしちゃってごめんね」

お水飲んで熱計って2階に上がってベッドに横になった。私が寝るまでずっと手を握っててくれた。

朝起きると夜中の時よりも頭がズキズキする。

コンコンコンッ

「ひなちゃん具合どう?」
「あたまがいたい」
「そっか、じゃあ今日病院行こうね」
話しているとかいちゃんが起きてきて
「え、?ひなちゃん病院行くの?
どっか具合悪いの?」

「うん、体がだるくて、頭もズキズキするの」

「そっか、お大事にな。俺に出来ることあったら遠慮なく言ってね」

「うん、ありがとう」

と言って病院に行った。

診察室に入ると一緒にかいちゃんとけんとくんが一緒に入ってきてくれた。

診察を受けるとお医者さんがする
「インフルエンザですね、お薬を出します。
お大事に」

「「もうっ!だめだよ?気分悪くなったら夜中でも起こしてくれないと」」

「はい、ごめんね」
「あぁ、ごめんね、俺は別にひなちゃんを困らせたいわけじゃないんだよ」

「うん、わかってるよ」

お薬をもらって車で家に帰ると
けんとくんとかいちゃんが看病してくれた。

「大丈夫?どこか痛いところない?」
「えーとね頭いたい」

「冷えピタいるかな…?俺ちょっと買い出し行ってくる」

「わかった」

するとかいちゃんと2人きりになってしまって私の顔は真っ赤になってしまった。

「あー、大変ひなちゃん顔まっかだよ?!」
と言ってかいちゃんは私のおでこにコツンって合わせた。

(え、?)


「うん、ちょっと熱上がったんじゃない?」
「うんんっ!大丈夫だよ、」

「辛くなったら言ってね、けんとくるまで寝てていいからね」

「うん、おやすみ」

ひなちゃんが眠りにつくとかいちゃんは内心
(はぁ〜、可愛すぎでしょ?!
え?どうしよう…このままだと襲ってしまう…可愛い…)と言って私の手を握った。
といいタイミングでけんとくんがコンビニから帰ってきた。