今日は私の学校の文化祭!
「かいちゃん!けんとくん!私の学校の文化祭来れる…?」と上目遣いされて2人は

ゔっ可愛い…と思った
バイトが入っていてもその日は休もうと決めた瞬間でもあった。
「もちろん行けるよ」
「俺も」

「え、ほんと?!やったぁ」

文化祭の準備で張りきっているひな、それを見守る従兄弟。

そして当日、私はかいちゃんとけんとくんと一緒に文化祭を回ることに、!

かいちゃんとけんとくんと一緒に回っていると周りから「きゃー!!!あの二人かっこよくない?!」って言ってるのが聞こえてきてどんよりしていると
かいちゃんが「大丈夫だよ、俺ひなちゃんしか見てないからね」
「えっ、あ、うん」
そんなこと言われたら心臓持たないよ〜!

「あ、そうだ!けんとくん!うちのクラス行ってみよー!もちろんかいちゃんも!」

「うん」

うちのクラスはメイドカフェだ。
私の番は午後だからそれまで二人と回ることにしたのだ!

「へぇ〜、メイドカフェなんだね
ひなちゃんのクラスは」
とけんとくんが言った
「へぇ〜いいじゃん、ところでひなちゃんはメイドにならないの?」
「あっ俺もそれ気になった!」
「私は午後だよ〜!」
「そっかそっか、じゃあ着替え終わったら写真撮ろうね。」

「え〜、恥ずかしいよ…」

まぁ、メイド服姿誰にも見せたくはないんだけど…ひなちゃんが楽しみにしてるからこればかりはしょうがないな

午後になり私はメイド服に着替えて接客を始めた。

ある人が私に尋ねてきた。
「あの、これから暇ですか?良ければ一緒に回りましょ?」
と言い出した。それを聞いていたかいちゃんとけんとくんは「は?」となってその人に言った
「この子俺達の可愛い可愛いいとこなんですよ、あんまり手ぇ出さないでほしいな」
「ひぇっ」とだけの言葉を残して去っていった。

「かいちゃん、けんとくんありがとう!
お詫びになにか奢らせてね!」

「えっいいのに、ほんとのことを言っただけだしね、でもお言葉に甘えようかな」

「うん!了解しました〜!」

友達が来て「え、何あの2人かっこよすぎん?」
「えへへ、私の従兄弟なんだぁ」
「うわぁぁぁ、いいなぁあんないとこ欲しい、!」
友達と話しながらドーナツをかいちゃんとけんとくんに渡した。

「はい、どうぞ」
「ん、ありがとう」

ぱくっ「ん、!おいひい!」
「それは良かった」

友達にもう上がっていいよ〜、いとこと回ってきなと言われて私は教室を出た

ちなみに服装はメイド服のままだ。

するとかいちゃんが
「ねね、お化け屋敷に行こうよ!」
「え、私はちょっと…怖くて二人と手繋いでたら行けるかもだけど」

「よしっ!ならそれで行こう!」

2人が私に手を差し伸べてくれた。
私はその手を掴んだ。
いざお化け屋敷へ!!!!

脅かされる度に「きゃー!!!」って叫んで
すごく怖い(涙)

「「大丈夫?」」と心配された、、、

「うんん、大丈夫じゃない、すごく怖い(涙)」

「じゃあ俺が抱っこしてあげる」
「ん、」と私が手を出したらかいちゃんは急にしゃがみこんじゃった。
「え、かいちゃん?どうしたの?」
「いや、急にん、って手を出されたら可愛くて抱っこどころじゃなくなるからね?!」

「はい、、、」
「ああぁごめんね、ほんとに可愛くて襲いそうになっちゃうから俺以外にはやらないでね」
「は、はーい」

「ちなみにけんともひなちゃんの可愛さにしゃがみこんでるよ」

「えぇ?!」

無事、?お化け屋敷は抜け出せて帰る時刻になっていた。

アナウンスが流れて「本日の文化祭は終了致しました。生徒、ご来店の皆さんは速やかにお帰りください」

そして文化祭が終わった。