「小さい頃からずっと好きだった。俺と付き合ってください。」
いつにも増して真剣な顔で
私にそう伝えて顔を真っ赤にした。
え、私の事を?ほんとに好きなの?
思考が停止した。
「あー、返事は急がなくていいからね?」
「あ、うん」
私は心の中で私は(私もずっと好きだよ、私でよければよろしくお願いします。)と言ったもちろん声には出ていないから私の気持ちに気づくすべはない…。
私は今従兄弟の家にお泊まりに来ている。
家に帰ると、従兄弟のけんとくんとそのお母さんお父さんが待っていた。
「「ただいまー!!!」」
テーブルでご飯を食べて階段を登って2階に行く途中かいちゃんに手を掴まれて思わず
「え?どうしたの?」
「あ、いや。一旦部屋に行こ」
と言って私の部屋へ行った。
部屋に入ると
「俺、ひなちゃんを好きなこと告白したから
沢山アピールするからね」
「え?/////」
顔が真っ赤になった
「ひなちゃん照れてる可愛い〜!」
コンコンコンッ「ひなちゃんいるー?」
「はーい」
「後で俺の部屋来てくれるかな?」
「うん、わかった!」
「え、ちょっとひなちゃん?
なにけんとのところ行こうとしてるの?」
「え、だって呼ばれたから…」
「は?まぁけんとだから大丈夫…か?」
「う、うん?じゃあ行ってくるね」
と言ってドアを閉めた。
コンコンコンッ
「けんとくんー!きたよ?」
「あ、きた?入って来ていいよ〜!」
ドアを開いた
けんとくんは改まって
「俺好きな人いるんだ。その人がひなちゃんです…!」
「えっ?!」
「返事はいつでもいいからね」
「うん、」
「じゃあ部屋に戻るね、返事考えとく。」
自分の部屋に戻るとかいちゃんがまだいた。
「あれ?まだ居たの、」
「うん、何話してるのかなぁって気になって自分の部屋に行けなかった
で、何話してたの?」
「え?!えーと、おすすめの本教えてくれたんだー!」
「ふーん」