えぇ!?
梓くん、お酒飲んじゃったってこと!?
「梓くん、大丈夫!?」
「ん〜大丈夫〜」
大丈夫って言ってるけど、目開いてませんよ!?
そのまま後ろに倒れて、真っ赤な顔の梓くんは寝息をたてていた。
え……寝ちゃった?
どうしよう、放っといていいのかな?ってさくらちゃんと顔を見合わせたら、
私と自分の分のグラスを持った八雲さんが戻ってきて、
眠る梓くんに気付くなりアハハっと笑った。
「わぁー。
梓さんめっちゃ酒弱いんすね」
『強そうに見えるのに意外』と言いながら自分の場所に腰をおろした八雲さん。
笑ってる場合じゃない気がするんだけど…?



