梓くんはたまにわけわかんないこと言うなぁ?なんて思ってたら 突然、私の前髪を避けて。 ───ちゅっ。 リップ音と共に、私の額に梓くんの唇がぶつかった。 「あず、 愛してるよ」 「……っ!?」 梓くんは一方的にデコキスをすると、 お父様たちのもとへ行ってしまって。 そして、振り返って私に手を振ってから 搭乗口の方へ歩いていった。 「……っ、な、え、 えぇ…っ!?///」 ………梓くん。 ドキドキしすぎて、キャパオーバーだよ…。