「ここ座ってっ!!」



私は司をリビングに
案内した。



「おうっ!!」




私と司が帰って来た
時はお兄ちゃんは
まだだった。



だから、待つ事に
した。






私は1つ疑問がある。



どうして司は、あの日以来、親について何も聞いてこないのだろう...?



私は司に
何も教えていない..



私は聞いてみる事にした。





「ねえ、司?」



「ん?」



「司は、私がなんでお兄ちゃんと2人で住んでるのか聞かないの?」



「えっ.....」



司はビックリしている




「それは....聞いてはいけないような...感じが.....した。」



「そっか」



私はつい悲しい顔
になってしまう。





「大丈夫だよ!私なら。ってか司には知っててほしいよ....私、司を信じてるからさ....」




「うん。ぢゃぁ聞くよ。
なんで、お兄ちゃんと2人暮らしなんだ?」