ゆっくり郡司さんの方をみる。
「あ、もしかして、ホラーダメだった?」
ゆっくりと頷くと涙がぽとりと落ちた。
「ご、ごめん」
ブンブンと頭を横にふることしかできない。
その間もホラーは流れているわけで。
突然の大きな音に体がビクッとなる。
怖いっ。怖いっっ。
その瞬間、大きな暖かいものに包まれた。
「ごめん、ごめんな。ちゃんと確かめれば良かったな」
「い、言わなかった私も悪いので・・・ごめんなさい」
抱き締めてくれた郡司さんにしがみつく。
少し震えている私の背中を優しく撫でてくれる。
映画をやめて、音楽に切り替えてくれた。
あたたかい温もりと泣いてしまったからか、一気に体の力が抜ける。
酔いが急激に進行して、思考が停止。
気がつけば、郡司さんの腕のなかで気持ち良く眠っていた。
「ん?・・・森下?」
私の意識はない。
「まじか・・・」
そのまま横に寝かせる。
「・・・俺は男として全く意識されてないのか?」
はあ。とため息一つ。
そのまま寝顔を見ながら
「・・・・・可愛いやつ」
呟いて、私のおでこにチューっとされたことなど、なにも知らずに、心地よい眠りに引き込まれていた。
「あ、もしかして、ホラーダメだった?」
ゆっくりと頷くと涙がぽとりと落ちた。
「ご、ごめん」
ブンブンと頭を横にふることしかできない。
その間もホラーは流れているわけで。
突然の大きな音に体がビクッとなる。
怖いっ。怖いっっ。
その瞬間、大きな暖かいものに包まれた。
「ごめん、ごめんな。ちゃんと確かめれば良かったな」
「い、言わなかった私も悪いので・・・ごめんなさい」
抱き締めてくれた郡司さんにしがみつく。
少し震えている私の背中を優しく撫でてくれる。
映画をやめて、音楽に切り替えてくれた。
あたたかい温もりと泣いてしまったからか、一気に体の力が抜ける。
酔いが急激に進行して、思考が停止。
気がつけば、郡司さんの腕のなかで気持ち良く眠っていた。
「ん?・・・森下?」
私の意識はない。
「まじか・・・」
そのまま横に寝かせる。
「・・・俺は男として全く意識されてないのか?」
はあ。とため息一つ。
そのまま寝顔を見ながら
「・・・・・可愛いやつ」
呟いて、私のおでこにチューっとされたことなど、なにも知らずに、心地よい眠りに引き込まれていた。


