4人はお昼を食べる為に、最上階でもある6階に向かった。



【ウィーン…】



エレベーターの中でも、4人は楽しく喋っていた。

この時はまだ、みんなが幸せそうな笑顔を浮かべていた。







6階に着くと、4人は適当な店を選び、お昼を食べた。


食べている途中に、真紀が変なことを呟いた。



「……?…なんか聞こえない?」


「へっ?聞こえないけど…?どしたの、真紀?」


「自分の胃袋の音じゃねぇのぉ?」



輝がそう言うと、また、みんなして大笑いした。

真紀も、聞き違いだったのだろう、と思うことにした。