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「…はっ!車だ!」
「寝起きから騒がしい!」
うう、すいません。
家から出たの忘れてたよ、
気づいたら外はおばあちゃんの家の近くだし、びっくりした…
っていうか今世紀最大レベルの緊張感は?!
自分の楽天脳さに嫌気の差すレベルだよ
とほほ…
「もう、車乗ってすぐ寝ちゃうんだから…。あや、おばあちゃんのことよろしくね。あと連絡するのよ」
「ガッテン承知!」
「お母さん、荷物運んだら帰るからね」
車は手慣れた様子で細い道に入っていく
あ!ここ懐かしい
この公園のブランコがキュィー!ってなるんだよね
「…そういえば、しょうくんってまだいるよね?」
「いるよ。あ、そうだ。しょうくんママに持っていってほしいものがあるの。頼める?」
「はーい」
そうこうしてるうちに、車は一軒家の前に停まった。